ブラック撲滅の手始めはABCマート!東京労働局に書類送検(規制の背景)

      2015/10/27

ABCマート

ABCマート

ABCマートは取締の手始めでしかない。

「過重労働撲滅特別対策班

(かじゅうろうどうぼくめつ
とくべつたいさくはん)」
という仰々しいネーミングで

「かとく」

と呼ばれる

労働局の組織によって

まずは、ABCマートが書類送検された。

 

「過重労働撲滅特別対策班」

(通称:かとく)とは

平成 27 年4月1日に

大阪労働局と東京労働局に設置された。

 

過重労働に係る大規模事案、

困難事案等に対応するための

専従対策班。

 

平成27年設置の当組織

のまず大きな成果として

ABCマート的になったわけだ。

 

一体どういった理由でこのような

大々的な規制になっているのだろうか。

 

昨今はブラック企業対策として、

年々過重労働

(いわゆる過度な労働及び残業)

に対しては労働局の企業に対する

取り締りの姿勢は一層、

厳しくなっています。

 

 

「ブラック企業とは、

狭義には新興産業において若者を大量に採用し

、過重労働・違法労働によって使いつぶし、

次々と離職に追い込む成長大企業を指す。」

 

 

その背景としては、

近年の過労死認定と認められるような、

労働が上場企業でも多数見られる。

 

こうした事件があった場合は、

当然管轄の労働局は、

遺族やマスコミから

厚生労働省の管轄の労働局の役目

としては、

健康で安全な社会生活をおくれるように、

きちんとした取り締まりができていたのかと、

行政側も追求を受けることになる。

 

もちろん、

会社側の責任は大きく、

それに対する賠償という

償いをすることとなる。

 

常態的にそのような、

企業体質であった場合は

他の従業員からも

訴えられるリスクも考えられる。

 

最悪の自体が起こってからでは遅いのである。

 

実際、規制が厳しくなり、

多くの企業は

残業は極力させない

努力をしてはいる。

 

ただ、

時間外勤務(残業)

に対しての

企業の意識は非常に甘い。

 

なぜなら

日本人は、

「サービス残業」

に対して断れない。

 

サービス残業になると

当然勤怠の状況がわからないので

実際に出勤簿(タイムカード)に

記載されている労働時間を

超えている事実があるにも関わらず、

現場サイドは知っていても、

経営側は実態を把握しずらい。

 

なんとなくは、

そういう事実があると

わかっていても、

実際数字ででてこないものには

経営サイドも材料がないままでは

判断ができないので、

なんとなく時間は過ぎていく。

 

その間には、

今回だけで終わるはずのない

取り締まりは、

次回も早々に

また摘発される企業が出てくることは

まちがいない。

安全配慮義務だけでない、過重労働問題。

 

また病気にかかれば、

当然健康保険を利用することになる。

 

病気になる大きな要因の一つとして、

 

過度の労働時間や

環境での肉体的・精神的なストレス

 

がある。

 

なぜなら、

我々は、

1日の起きている時間の半分以上を

仕事や通勤などに費やしている

ケースがほとんどです。

 

さらに、

保険料をさらに上げなければ

対応できない財政の中で、

政府の施策としては、

まずは病気になる前に

できる限り予防をして

社会保険にかかる国の負担を

軽くしていきたい。

 

高齢化が進むに連れて、

当然病気になる可能性は増えていく。

 

残業規制や企業へのメンタルヘルス

の導入などは

高齢化社会と医療費問題に実は直結している。

 

①少子化に拍車がかかる

②医療費を予防的で抑制したい

 

また、過重残業により、時間がない。

 

時間がないのに結婚ができない。

 

イコール子供ができない。

 

少子化につながる。

 

というふうに

負のスパイラルである

と考えているのである。

 

社会的な背景としても、

人口増加に伴う経済成長

は今後は見込めない。

 

基本的には

人口は減少していくばかりになる。

 

牽制的な意味合いは大きい

とは思いますが、

今後このような規制、取り締まりの波が

緩まるとは思えません。

 

ですので、

企業サイドは

人事側の的確な勤務状況の把握と

それに対する早急な施策が必要ですね。

 

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