アドラー|嫌われる勇気【今を生きること】

      2015/10/05

嫌われる勇気

アドラーはトラウマを完全に否定した

 

嫌われる勇気

人間関係の悩みをシンプルに解決する本。

アドラーの嫌われる勇気

心理学ではトラウマって当たり前のように使いますよね。

だけどアドラーはトラウマという考え方を真っ向から

否定している。

 

「僕はいじめられた過去のトラウマがあって、

そのせいで他人と付き合うことができない。

 

どうしても、どこか心の底で他人を信用できないんだ」

 

「トラウマ」

 

心理学の大家のフロイトの著書から心の外傷と呼ばれ

心や脳の研究が進んだ今では、かなり当たり前のように

使われる言葉になりました。

 

そしてPTSD(Post Traumatic Stress Disorder|心的外傷ストレス障害)とも呼ばれる

この言葉セリフはドラマや漫画など

この言葉に苦しむ人は多く、辛い思いをしている人が事実です。

 

この言葉を一気に有名にしたのが、ベトナム戦争帰還兵が残忍で過酷な戦場での体験に

心に傷を負い、アルコール依存症、不眠、鬱、様々な精神疾患を引き起こし、

そこから人生を狂わせてしまったという例が多数報告されたことです。

 

そして今回はその心理学の大家が提唱する「トラウマ」を完全に否定する

もう一人の心理学の大家と言われるアドラーのお話。

 

アドラーはオーストリアの精神学者で

フロイト・ユングとならび心理の三大巨頭です。

 

アドラーの理論は「7つの習慣」のスティーブン・コービーも影響を受けていると言われています。

「原因」ではなくそれが「目的」

アドラーの理論は「原因」があるから現在の状況が生まれるのではなく

そこには「目的」があるからその状況が生まれると言っています。

 

たとえば、犯罪を犯した人がいた場合、

  • 貧困の家庭に育ったから
  • 家庭内暴力があったから
  • お金がなかったから

というような「原因」に着目しがちですが、

これはアドラーは真実ではないと言っています。

 

犯罪を犯す事自体に原因などない。

 

また、赤面症で他人とうまくはなすことが出来ない。という状況を

赤面症だからという原因ではなく、他人とうまく話すことができないないことに理由をつけるため=「目的」があって赤面症という症状を作っている。

 

原因があるからではなく、目的があるから病になるというのです。

 

人は生きる上で、何かうまくいかないことがあれば、他の人やモノあるいは病や不運のせいにします。

そういった、何かのせいにするためにあらゆる神経症は出てくるというのです。

 

逆にいえば、自分で何かのせいにする人生をやめれば、精神的な病は解決できるということです。

人生観なんて一瞬で変わる

人生は自分が主人公であり、自分の意思決定によって

切り開いて行くことができるといっているのです。

 

彼の理論は、人が生きていく上で強烈なエネルギーをくれるものです。

 

過去に執着して、前へ進めない人、いつも自分以外の何かのせいにしてしまう人

自分を嫌いになってしまう人、後悔が多いひとにはぜひ読んでほしいです。

 

嫌われる勇気はそんなアドラー心理学を、悩み多き青年とそれに答える賢者との対話方式で

自分の人生を生きるためには?という問いに具体的且つ的確に答えてくれます。

 

「今この瞬間を生きる」

 

人生は長くはありません。

 

止まっていて、何かのせいにする人生であれば、

まずはアドラーの教えを聞いてみてはいかがでしょうか?

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