「宮大工が修行が教えてくれる仕事の楽しさ」

   

宮大工

宮大工

 

 

たまたま、テレビをつけたらテレビで宮大工の特集がやっていた。

 

 

宮大工の技術ってすごいなぁ。って言う率直な感想もあるのだけど
それ以上に仕事の仕事がすごいなぁ。と感心してしまった。

 

宮大工を営んでいる会社では、今でも住み込みで働いて技術を身につける

 

ところで、宮大工とは何かというと、

宮大工とは、お寺や神社、おみこしなど、日本古来の木造建築を手がける大工の事です。 材料は大きく高価な木材が多く、新築工事だけではなく貴重な文化財の解体修理も受け持つ、責任の重い仕事です。

 

 

 

今は職人の世界でも住み込みで仕事をすることは少なくなっている。

 

お札の数分の1の薄さでカンナをがけをする。技術が発達した今だからこそ職人技の凄さを感じた。

 

 

新人の仕事は、まずは雑用から始まる。
そして全員分の朝昼晩のご飯の支度する

 

ご飯の仕事をするなら、もっと別のことをしたほうが良いと思う人も多いかもしれない。けれども、食事を作ることも修行のうち、仕事ににもすごく役にたつらしい。

 

何が役に立つのかというと

食事を作ることは仕事の段取りを立てることに役にたつ。

 

あっそういえば、新入生の頃、教育担当の先輩がいってたなぁ。

「料理できないやつは仕事できないよ」

って言われたのを思い出した。

 

 

それに加えておいしい料理を作るためには「思いやり」が必要。思いやりがなければいい仕事はできない。

 

 

だから仕事のはじめたばかりの新人はみんなの料理をつくる。

 

そこの棟梁が語るのは宮大工は一人ではできない。

 

「一人では何も動かせないから一緒に生活をするのが一番いい」と言う

 

 

人間関係が希薄な今の世の中で、住み込みなんて嫌がられることも多いと思う。正直すぐにやめてしまう若者も多いみたい。

 

「マンガもよまない」
「テレビもない」
「ご飯は黙って食う」

 

まさに昭和の日本を思わせるような風景だった。

 

朝は5時半起床して、夜は新人は、またはみんなのご飯作った後に、買い物に行く。
帰ってきて、また明日の朝食の準備をする

 

その後で自分の道具を2〜3時間かけて納得がいくまで整備する

 

寝れるのは23時をすぎる。

 

こうした辛い修行があっても、「それでも仕事は楽しい」と言う。

 

きっと、自分のやりたいことにしているから楽しいのだ

 

そうした修行の中で重要なのは、そういった雑用もどういう観点でそれを行うのかということ。
それを行う人のものの見方がなのではないかなと思う。

 

これはどんな仕事にも当てはまることではないかと思う。

 

今自分の行っていることがどう自分の仕事に通じるのか?

 

それを考えることができるかどうかで作業ではなく、同じことを行うことが

 

 

棟梁は仕事は教えないけど勝手に覚えていく。

 

「捨て育ち」

 

いわゆる、放任しても、職人たちは自分たちで勝手に育っていく。

 

 

干渉して育てるのでなく自分で学んで育っていく

仕事を盗むと言うやつだ。

 

 

ここ仕事を楽しくするポイントなんじゃないかと思う。

 

「自ら選択して学んでいく」

 

自分で選んだことで自分が成長していくことが実感できるから

 

それが楽しく。嬉しいと感じる。

 

企業に就職する学生たちの、企業を選ぶ基準に「しっかりした教育体制」があること。があがることがある。

 

そうした、「教えてもらう」の姿勢がすでに良くないと思う。

 

だって自分たちが価値を提供してお金をもらうはずなのに、価値を提供してもらって(知識を教えてもらう)ことで、給料が安いと文句をいったりする。

 

 

ちょっと思ったのは見方次第では今の世の中でいうとブラック企業といわれるかもなって思う。
けれど、この会社はそうい言った「いわゆるブラック感」はない

 

  • 家族のように仕事をしていること
  • みんなが仕事をたのしんでいること
  • 大変な修行も職人として成長するために必要なこと

 

仕事を心から楽しんでいる環境があるから、「お金」ただ単に「居心地がいい」という職場環境がいいというような尺度だけで会社の良い悪いが決まるようなことはない

 

 

会社として本当に達成したい目的がはっきりしていれば、お金だけではなく自分の会社中の価値観企業としてとしての「独自の価値観」に賛同してくれる人を採用していっしょに目的に向かって仕事をすれば、会社のいい悪いもまた違ったものになるはず。

そこにはお金の概念で仕事を捉えるのでなく、本当に自分の実現したいことを形にすることそこに仕事をの本の喜びがあるのだと思う。

 

  • どういう意図をもって仕事に取り組むのか?
  • どういう目的があって今の仕事をするのか?

 

こういった「仕事や作業に対する見方」を教えることが、仕事をする上で、会社が社員を教育する上で大切なのではないかと思う。

 

そこがブレなければ仕事はやっぱり楽しいものになると思うから。

 

宮大工の職人の仕事の仕方を見て、自分の仕事の仕方や仕事に対する考え方を改めて考えさせてくれた。

 

 

 

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